家づくりで大切な2つの事 戸建て編
お引越し歴50年のホウワが家を建てる方にぜひとも伝えたい事。ホントの現実。


住宅業者では無い私たちが、これから家を建てられる方々に是非ともお伝えしたい事がございます。私ども株式会社ホウワは主にお引越しの業者として半世紀の間、実に10万世帯を優に超えるお客様のお引越しに携わる事。またその後2度目、3度目のお引越しもあり、解体工事もあり、また新築もあり、ご主人様がお亡くなりになられての遺品整理もありと、その後の行末をずっと見てまいりました。そんな私どもが家造りをされる方に是非ともお伝えしたい事、この2つさえ気をつければ失敗しない。2代、3代と後世に渡って快適に住み続けられる良い家が必ず出来る方法をお伝えしたいと思います。

建築基準法の改正による強化

建築基準法の改正による強化
1950年(昭和25年)建築基準法制定に始まり、その後幾度の改正が行われています。1981年(昭和56年)には建築基準法施行令大改正 新耐震設計基準が設けられました。1978年の宮城県沖地震を機に耐震設計法が抜本的に見直される事となりました。耐震設計基準が大幅に改正され、現在の新耐震設計基準が誕生しました。この新耐震設計基準による建物は、1995年の阪神淡路大震災においても被害は少なかったとされています。昭和56年を境に「昭和56年以前の耐震基準の建物」(法以前)や「昭和56年以降の新耐震基準による建物」(法以降)といった表現がされるようになりました。
また、阪神淡路大震災以降は1995年に接合金物等の奨励が行われ、2000年には①地耐力に応じて基礎を特定。地盤調査の事実上義務化。(施行令38条)、②構造材とその場所に応じて継手、仕口の仕様を特定。(施行令第47条 告示1460号)、③耐力壁の配置にバランス計算が必要になる。(施行令第46条 告示1352号)
さらに2006年には改正耐震改修促進法が制定され、耐震性の高い家しか建築出来ないようになっています。確かに法改正によって、筋交いの入った壁の量が増え、安心して暮らせる家が増えてきたのは間違いありません。


しかし、日本の家の平均寿命は30年以下。これが現実です

しかし、日本の家の平均寿命は30年以下。これが現実です
ドイツ79年、フランス86年、アメリカ103年、イギリス141年。これは先進各国の住宅の平均寿命で日本は26年とも27年とも言われていますが、いずれにせよ30年以下というのは間違いない事実です。住宅ローンの完済よりも寿命が先に来てしまう家。住宅ローンがやっと終わる定年前には、もう一度建て替えなければならいない家。このような家が現在の日本には氾濫し、これからも減る事(寿命が延びる事)はないのです。家づくりの考え方を改めない限りずっと続くのです。


10年でタダになってしまう日本の木造住宅

10年でタダになってしまう日本の木造住宅
どんなに良い家でも6年たてば評価基準は10分の1、10年たてば0円、タダの家になってしまう悲しい現実。ローンはまだまだ残っているのにそんな殺生な!消費財の宿命とはいえ、こんなんじゃ家を建てたら貧乏になってしまいますよね。


家族とともに変幻自在に姿形を変えながら資産にもなる家づくりを

家族
では、どうして日本の家は30年持たずに解体されるのでしょう?
ここで質問です。あなたは家を建てるとき何をもとに考えますか?もちろん自分達夫婦や子供たちなど同居家族ですよね。もちろんそれが正解です。ではその家族の15年後はどうなるでしょう。さらに25年後はどうでしょうか。現在、小学校4年生の25年後はどうなるでしょう?
そうです!家が廃れて住めないのではなく、間取りや設備関係がその時の家族のあり様に合わなくなってしまうのです。ですから、その時その時の家族のあり様に変幻自在にマッチできる家づくりが大切なのです。


お客様の家づくりを見続けてきた私たちの結論
家造りの核心は

  1. 家族とともに姿形を変える+資産にもなる家=スケルトン・インフィル
  2. エコで省エネ、病気にならない家=断熱材の断熱性能と安全性

の二点だけしかないのでは?
他にも、デザイン意匠的な部分や設備がどうとか、こうとかあるにせよ、本質的に大切な部分はこの二点だけしかないのではと。


家づくりの核心その1 スケルトン・インフィルとは

スケルトン・インフィル
スケルトン=骨組み、構造躯体、インフィル=内装、内部の設備。耐久性の高い骨組みとリニュアル容易な内装設備を持った住宅の事ですね。このスケルトン・インフィル住宅は1960年代にマサチューセッツ工科大学名誉教授のニコラス・ジョン・ハブラーケン氏が提唱した「オープンビルディング」の思想より生まれたとされております。

スケルトン・インフィルのメリット

スケルトン・インフィルのメリット

  • 家が長寿命で、その価値が低下しない(しにくい)。
  • 耐震性が高い。
  • 空間にゆとりがある。
  • 室内に柱型や梁型がでないので、整形の空間が出来る。
  • 大空間など間取りの自由度が高い。
  • 将来のリフォームが安価で簡単に出来る。
  • 設備配管のメンテナンスや交換が簡単である。

考えられるデメリット
  1. 近年のローコスト住宅と比較して価格的に不利な点。
  2. 現在のところ施工できる住宅メーカーや工務店が限定される点。

ある意味スケルトン・インフィルだった昔の日本の家

昔の日本の家
旧来の日本家屋、古民家では普通に築100年。また、300年以上の建物が立ち並ぶ白川郷。田舎によくある日本古来の家ってごっつい骨組みが丸出しで、内装が別れていたような。親戚が集まる時には障子を外して4部屋を1部屋にした大空間が出来上がったりしたものです。これも先人達が考えだした知恵、現代に置き換えるとスケルトン・インフィルだったのかも知れませんね。



家づくりの核心その2 断熱性能

家づくりの核心その2 断熱性能
断熱材は、その断熱性能だけではなく、素材によっての耐久性、防火耐熱性、吸音性、施工性、安全性、環境負荷レベルなどがそれぞれ異なりますので各断熱材の個性を充分理解したうえで適材適所な選択を行い、正しい施工を行うことが重要となります。

住む人の命に直結する断熱材

住む人の命に直結する断熱材
夏場の熱中症リスクとしてエアコンを使わない室内は、屋外以上の気温となることもあり、熱中症の発生場所が自宅というケースが65際以上の男性では50%、女性では70%を超えています。一方、冬場はヒートショックのリスクとして極端な温度差は、高齢者や体調を崩している人の命を脅かす危険があります。さらに普段から血圧が高めの人は急な寒さにより血圧が200以上になることもあり、脳溢血や心筋梗塞を引き起こしかねません。また風邪のウイルスは15~18℃以下の環境を好むという性質を持っているため、冬に寒い家で暮らすことはそれだけ風邪をひきやすいとも言えるのです。


結露を生む家は病気を生む家 シックハウス症候群やアレルギー症状も

結露を生む家は病気を生む家 シックハウス症候群やアレルギー症状も
結露するところは湿度が高く、カビが生えやすくなっています。カビが増えると、カビを栄養源にしているダニが繁殖するという悪循環が起きてしまうのです。目には見えないため気づきにくいものの、カビの胞子やその代謝物、ダニの死がいや糞などが空中でただよい、これらが鼻や口から吸い込まれて、咳や喘息、鼻炎、アトピー性皮膚炎、じんましんなどの原因となります。アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎の主な原因こそ結露する事で生まれるカビやダニをはじめとするハウスダストなのです。断熱性の悪い家は病気の原因を生み続け、そこで暮らす人の身体をむしばむのです。


夏涼しく、冬暖かい家は家計にやさしい

夏涼しく、冬暖かい家は家計にやさしい
これは少し想像しただけでわかりますよね。近年の断熱性能に優れた家では奈良県の真冬の寒さで、エアコン1台で家中ポカポカなくらい暖かいんです。住んでる人に聞くと、引越してから子供たちも全く風邪をひかなくなったとおっしゃってました。


断熱材の選び方

良く見る[熱伝導率]というものについて
jis日本工業規格では1メートルの厚さがあるとして、熱の伝わる時間が15時間23分4秒(熱が1メートル進むのに15.3844時間)以上かかるものを[断熱材]として規定されております。これを単位時間当たりの距離に計算すると、1メートル÷15.3844=0.065となりますね。この0.065という数字が熱伝導率と言われるもので「W/m・K」という単位で表示されています。この数字が小さければ小さいほど熱が伝わりにくく、断熱性が高いと言えます。また、同じ数字ならば厚みが厚ければ厚いほど断熱性が高くなります。


いろんな物質の熱伝導率

物質 熱伝導率 物質 熱伝導率 物質 熱伝導率
ダイヤモンド 1000-2000 ニッケル 90 0.6
420 84 ポリエチレン 0.41
398 プラチナ 70 エポキシ樹脂 0.21
320 ステンレス 20 シリコン 0.16
アルミ 236 水晶 8 木材 0.15-0.25
シリコン 168 コンクリート 7.5 羊毛 0.05
真鍮 106 ガラス 1 空気 0.0241

0.065よりも小さい数字が断熱材としての能力ですから、この表においては羊毛と空気が断熱材の能力を有しているということになりますね。

住宅メーカーのカタログ数値の見方

たとえばある住宅メーカーさんがフェノールフォーム(熱伝導率:0.02)を屋根の部分に50ミリの厚みで、壁の部分に30ミリの厚みで施工した家があるとします。この家の場合、外気の熱が到達してしまう時間は屋根の場合[厚み0.05メートル÷熱伝導率0.02=2.5時間]、壁の場合[厚み0.03メートル÷熱伝導率0.02=1.5時間]。ようするに壁の室内側は1時間30分で外気温度と同じになり、屋根面の室内側は2時間30分で外気温と同じになってしまうのです。これを奈良県の平野部において考えた場合、夏の昼間は軽く30℃以上、冬の昼間は10℃以下で夜は0℃前後で夏も冬もこんな日が二ヶ月くらいあります。ですからこの家で過ごそうと思えば相当に強力なエアコンやストーブを長時間活用しなければ快適には過ごせないとなるわけなんです。

住宅メーカーの営業さんに確認してみてください

断熱材の施工方法(例えば外断熱とか外張り断熱とか)には惑わされず、断熱材の種類と厚さを尋ねられて下さい。とにかく大切なのは施工方法ではなく、断熱材の熱伝導率と断熱材の厚さなのですね。これさえわかればその家が快適に過ごせる家かどうかが簡単に判断できてしまうのです。

断熱材のその他の役割

断熱材には断熱をする役割以外にも大まかに「音」にかんする役割、「湿度」にかんする役割、「火災」にかんする役割があります。「音」にかんしては吸音性能です。これに優れた家では静かな室内が実現できます。「湿度」にかんしては湿気を吸って、吐き出してくれる能力。これに優れた家では夏場にカラッと涼しく、冬場は乾燥しにくい家となります。「火災」にかんしては燃えにくさです。これに優れていると万一の火災時にも自然鎮火したり、有毒ガスが出なかったりと、貴方と家族の命を守ってくれるのです。このへんのことも充分に考慮されて、断熱材選び、ひいては住宅メーカーや工務店をお選びになられて欲しいのです。


スケルトン・インフィルで高性能の断熱材をぶ厚く使った家ならば間違い無いと言えます

家づくり
「ホントにこの2つだけで大丈夫なの?」「家づくりには他にもいろいろ大事な事があるでしょ!」こうおっしゃる方も多いでしょう。でも、現在の住宅メーカーさんが建てる家はどれも素晴らしいものです。各社とも研究を重ね、工夫を凝らして企業努力を重ねておられます。更に国の住宅政策がチェック機能を果たしています。昔ならユーザーが自身で細かく注意しなければ、ややもすると欠陥住宅まがいの家を掴まされたりする心配もありましたが、現在は皆無と言えます。ご自分の予算の範囲内で気に入ったメーカーさんの気に入った仕様にすれば良いのです。私たちが提唱する2つのことだけ注意されれば大丈夫!です。


家相の事とか気にしなくていいの?

家相の事とか気にしなくていいの?
「家ってこわいでしょ」「実家の親がいろいろうるさくて」「知り合いが家を建ててから・・・」など、若い方はそれほどでもありませんが、やはり家を建てるとなると間取りなど家相を気にされる方は結構いらっしゃいます。家相が迷信とか、影響があるとか無いとかは別として、風水アドバイザーである私の意見としては基本的に自分達の好きな間取りでOKです。確かにトイレや水回りの場所とかあるにはありますが、仮にそれが良くない事だとしても解決策はいくらでもあります。特に間取りのマイナス点は庭まわりや外構の工夫でいかようにでも対応できるのです。ですから、家相を気にするより、実際に暮らす自分達が暮らしやすい形にするほうがよりベターだと言えます。家相で大切な2つのポイントさえ守れば。

家相で外せない2つのポイントその1 家の中心

家相で外せない2つのポイントその1 家の中心
家の中心がリビングやダイニングなどご主人を含めて家族が集う部屋になるようにして下さい。これは家相で最も大切なことになります。この中心が廊下や押入れ、階段などにならないよう注意して下さい。万が一、中心に階段が来てしまった場合には有効的な解決策がありません。風水では中心のことを太極と言い、最も大切な場所とされています。


家相で外せない2つのポイントその2 玄関の位置

家相で外せない2つのポイントその2 玄関の位置
玄関が北西か東南にくるようにして下さい。その家族にとって良いことも悪いことも玄関からやってくると伝えられています。北西か東南の玄関が無理なら東か西か南でも構いません。が、しかしベストは北西か東南です。多少無理しても可能ならこの玄関にして下さい。北西や東南の玄関は乾門や巽門と言われたいへんな吉相の家となります。



家は売ってませんがご相談には全力で応えます。約束します、商売抜きにお力になります。とにかく奈良で家を建てるかたのお役にたちたいと考えております。

ご相談には全力で応えます
家を売ってないホウワだからセールスされる心配も100パーセントございません。どうぞなんなりとお気軽にご相談下さい。もちろん料金などお金のかかる事も一切ございません。他にもお伝えしたい事や知っといていただきたい事も色々あるのですが、残念ながらWEB上ではあまり深くは書けません。ご相談はお電話でも、WEBページからでもいつでもご遠慮なくどうぞ!

私たちの知識や経験、ノウハウが少しでもお役に立てれば幸いだと考えております。



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