ホウワコンテナショップ店長のコンテナまみれの日々 第107話!

こんばんは、三木です。

今週末から来週末にかけて、また台風19号が接近しているみたいですね。

皆さんもお気を付け下さい。

さて、本日はドライコンテナと冷蔵冷凍用コンテナの構造の違いを簡単にご説明致します。

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ドライ(鉄製)コンテナ

まず、ドライコンテナの方ですが、床以外はすべて鉄の構造体となります。

鉄ですので、サビの心配が長年使用の際は出てまいります。定期的なメンテナンスあ必要となります。中古品の場合は2~3年に一度の錆落とし等のメンテナンスを行って頂く事をオススメ致します。新品は最初の10年はノーメンテナでOKですが、その後は3~4年に一度のメンテナンスをオススメ致します。

ドライコンテナは夏場、庫内温度が60℃以上となりますので、熱に弱い商品を保管されるのは、オススメできません。

 

鉄製のメリットと致しましては、鉄の腐食等で雨漏れ等が発生した際、補修等が行ない易いです。

溶接等で様々な可能が行ない易いため、難しい加工等がある際は、ドライコンテナをオススメ致します。

鉄製の方は高強度の加工が出来ますので、特殊機械類や事務所等に最適です。

もちろん断熱施工も出来ますので、鉄製コンテナはオールラウンドプレーヤー?と言えます。

 

次が冷蔵冷凍用コンテナとなります。

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冷蔵冷凍(保温保冷)用コンテナ

冷蔵冷凍用コンテナは、骨組みは鉄となりますが、壁天井パネルはアルミとなり、庫内の壁天井床4方に約75mmの断熱(発泡ウレタン)が充填されておりますので、断熱効果がかなり高いタイプです。

その為、温度管理が必要な物の保管に優れております。

ただし、柱材は鉄となりますので、錆びてきます。4~5年に一度は柱部のメンテナンスを行なって頂くことをオススメ致します。

壁天井のアルミ部分は、基本的にリベット止め構造となっておりますので、リベット固定部の破損や緩み等で雨漏れにつながる可能性が御座います。

再リベット施工及びコーキング処理を行なって頂くメンテナンスが必要となります。

7~8年に一度は壁天井部のメンテナンスをオススメ致します。

壁パネルはアルミとなりますので、加工自体は行なう事は可能ですが、高強度が必要な加工には不向きとなります。

基本的には、加工はリベット止めでの加工となりますので、重量物保管等の加工の際はひと工夫必要となります。

加工の行い易いドライコンテナ。

高断熱の冷蔵冷凍用コンテナ。

ご利用用途をお知らせ頂けましたら、最適なタイプでご提案させて頂きます。

ご質問は、0120-16-1771まで。

以上三木でした。