若草山 山焼き

若草山 山焼き若草山は3つの山が重なっていることから別名「三笠山」とも呼ばれており、標高342mあります。その若草山の山焼きの行事は、 山に火を入れ山全体を燃やしてしまうという古都奈良の新年を飾る炎の祭礼です。毎年1月の第4土曜日に行われており、雨天の場合は順延となりますが日程については毎年会議で決めておられるそうです。

なら燈花会(とうかえ)

なら燈花会(とうかえ)毎年8月上旬の10日間に奈良公園一帯で開催されています。燈花とは灯心の先に形成される花の形をしたろうの塊のことで、仏教においてこれを縁起の良いものとすることに由来して「燈花会」と命名されている。1999年の開催以降来場者は年々増えて近年は毎回約70万人の来客を数える夏の大イベントに成長しました。

お水取り 二月堂修二会(しゅにえ)

お水取り 二月堂修二会(しゅにえ)東大寺二月堂で3月1日から14日までの2週間行われる。本尊十一面観音に、練行衆という精進潔斎した行者がみずからの過去の罪障を懺悔し、その功徳により興隆仏法、天下泰安、万民豊楽、五穀豊穣などを祈る法要行事が主体である。近畿地方ではこの行事とともに春が訪れると言われている。

三輪素麺

三輪素麺桜井市を中心とした三輪地方で生産されている素麺で、伝説によると大和三輪において紀元前91年(崇神天皇7年)、大物主命の五世の孫である大田子根子命が大神神社の大神主に任ぜられ、その十二世の孫である従五位上大神朝臣狭井久佐の次男穀主が初めて作ったとされています。製造から1年以上寝かしたものを『古物(ひねもの)』、2年以上は『大古(おおひね)』と呼ばれ珍重されております。また、素麺の等級としては上から、神杉(かみすぎ)…極細の最高級品 > 緒環(おだまき)・・・神杉より少々太い高級品 > 瑞垣(みずがき)・・・誉より少し細い高級品 > 誉(ほまれ)・・・通常の三輪そうめん と昔はランクづけされていましたが現在は瑞垣(鳥居の金帯) > 誉(鳥居の黒帯)という大まかな区分けが一般的となっています。


奈良漬

奈良漬西暦700年代から「かす漬け」という名前で上流階級の保存食・香の物として珍重されていたようで、高級食として扱われていたという記録があります。その後、江戸時代に入ると幕府への献上や奈良を訪れる旅人によって普及し、庶民に愛されるようになりました。また一方で奈良漬けと酒気帯び運転の事がよく取り沙汰されますが、実際のところではアルコール度数5%の奈良漬けの場合は約60切れ(約400g)もの量を食べなければ基準値に達しないということです。


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