大雨が降っても強風が吹いても、消費者の為に物流を止められない運送事業者の役に立ちたい。運送事業者は、事務所にプレハブを使用しているところが多いですが、2018年の台風21号では、多くの運送事業者のプレハブ事務所が吹き飛ばされ、物流を止めざるを得ない状況になりました。なかには事務所ごと飛ばされかけ、命の危険を感じたという社長の声も聴きました。コンテナの防災性を活かして、運送事業者の方に役立てるコンテナ事務所が完成しました。

台風の暴風域は風速およそ20m/s。プレハブだと移動したり転倒したりする風速です。近年、温暖化の影響で大型化している台風が日本に接近するのは、なんと年間平均11.5個。

一般的なプレハブ事務所一個あたりの自重約1,000kgに対して、海上コンテナに内装を施した事務所は一個あたり約3,000kg強、容易に風で飛ばされることはありません。台風が来るたび、物流を止めることがないよう、命の危険にさらされることがないよう、海上コンテナを使った事務所でお役に立ちます。気になる内部の様子ですが、社長からも「十分なサイズ!」と太鼓判をいただいています。実際に使用していただいている様子はこちらです。

トイレと流し台を完備。中からはコンテナとは思えない空間になっています。
トイレと流しを完備。中からはコンテナとは思えない空間になっています。
デスクとソファがあり来客スペースも確保できます。
デスクとソファも置けて来客スペースも確保できます。

コンテナということで、内部の暑さを気にしていらっしゃいましたが、断熱内装を施しているので、エアコンが十分効いて問題なし、と言っていただけています。

カウンターを置けば玄関スペースも十分確保できます。
カウンターを置けば玄関スペースも十分確保できます。

 

私たちホウワコンテナショップの出発点は防災倉庫です。1998年の台風7号で50m/sを超える強風が吹き、あらゆるものが吹き飛ばされたなか、海上コンテナだけは固定もしていないのに微動だにしていませんでした。そんな海上コンテナの長所を活かし、改良し、生まれた防災倉庫は、今では全国の自治体などで、いざという時に命を守るというお役にたっています。当社の防災コンテナ「PーBOY」についてはこちらの記事に詳しく書いています。

防災倉庫コンテナ P-BOY

 

今度は、日本中の消費者へ休まず荷物を届けている運送業者の力になります。営業所登録についてもノウハウを持っているパートナーをご紹介できますので、ご興味がございましたら、お問合せください。