事務所移転業務ー奈良県五條総合庁舎ー

新しい総合庁舎の完成に伴い、五條市役所と県の出張機関が統合されるとの事で旧事務所から庁舎への移転作業をさせて頂きました。

こちらの古い建物から、什器等の物品を新庁舎へお運びする作業となります。書類や小物等の段ボールへの梱包は、今回職員様で行って頂いてますので、運ぶのみのお仕事です。

“事務所はこの様な感じです。机やキャビネット、段ボール類やパーテーション等、事務所の一般的なお荷物ですね。複合機や大型金庫等の重量物も移転業務では当然の様にあります。

段ボールのお荷物は約3000ケースほどありました。移転業務では、大規模な現場になると段ボール10000ケース以上とかもざらにありますので、今回は比較的中規模程度の移転作業だったと思います。

今回の作業は、２日行程で行いました。主に２ｔトラックを使うご家庭のお引越とは違い、移転作業では１０ｔトラックや４ｔトラックを使うことが多いです。今回は、2日間で4ｔトラック30台分のお荷物をお運びさせて頂きました。

今回旧事務所から搬出したお荷物ですが、4ｔトラック30台分でしたので、1日の作業スタッフの人数は約20人で行いました。積地と着地に分かれて搬出と搬入を並行して行うためです。

4ｔトラックです。積んで降ろすを繰り返すピストン作業で今回も大活躍でした。横が開くウイング車ですので、積みやすく降ろしやすい特徴があります。

新しく完成した五條市と奈良県の総合庁舎です。新しい庁舎ですので作業前に各所しっかり養生をさせて頂きました。

新庁舎は3階建ての綺麗な建物でした。倉庫棟もあり、今風な作りの庁舎でした。

移転業務では、台車を多用しますので、壁だけでなく床もしっかり養生します。車輪の型が付いたり、傷が付かない様に二重で養生を施します。

移転業務の養生は、範囲がとても広いので資材が沢山必要となります。また、養生に結構な時間を要しますので、大規模な現場等では養生だけで丸1日掛かる場合もあります。

搬入前の室内です。ここに机を運んで配置したり、キャビネットを配置したりします。各什器の配置が終わると段ボールを搬入します。

移転で大活躍するパワーゲートです。移転業務では、重量物も大変多いのでこのパワーゲートが大活躍することになります。これがあるのと無いのとでは作業効率に大きな差が出ますね。

机は職員の方から支持を受けて配置しています。現場によっては事前に墨打ちを行う必要のある場合もあります。机やキャビネットの配置が終わると、各職員様の段ボールを配置します。段ボールや什器には、ラベルを貼って頂いており、行先や持ち主の名前等を記入してもらっていますのでそれを合わせていきます。

各箇所の配置を終えて無事完了となりました。責任者の方に全てご確認頂き、微調整等のご要望にご対応しました。最後にOKを頂き作業完了です。