コンテナまみれの日々第447話
こんばんは、三木です。
本日はコンテナの補強方法の一例をご紹介。
コンテナ設置の際、コンテナ本体を通常は4点で吊り上げを行うのですが、内装施工を行った40フィートコンテナをクレーン車にて吊り上げると、目で見てわかるくらいにコンテナ本体に撓みが生じ、内装材が損傷してしまう場合が御座います。(当社の方ではありませんが、他社さんでそういった事例を聞いた事があります。)
そのタワミを防止する際に施工させて頂いたのが、画像のようにブレース補強となります。
庫内にブレース補強

ブレース補強を行う際はメリットは、2点御座います。
1点目は、上記に記載致しました通り吊り上げ時のタワミを最小限に抑えます。内装材等もタワミによる損傷が御座いません。
2点目は、庫内に10t以上の重たい荷物を保管される際も、設置後のコンテナのたわみを抑え、びっちり詰め込んでいる庫内機器の干渉を最小限に抑えることが出来ます。
ブレースの無い状態でも基礎の方をしっかり行う事により、たわみを抑える事は出来ますが、ブレースがある方がより安心して長期間ご使用頂く事が出来ます。ブレース施工費が追加で必要となってしまいますが、安心度が増すのでおススメの施工方法となります。
機械室や、蓄電池保管コンテナに最適なブレース補強の施工例を本日はご紹介させて頂きました。
この画像のブレース補強の上(内壁)に内装施工を行っておりますので、内装を行う際はブレース補強部分は見えなくなります。
ブレースが機器保管等で邪魔になる事は、内装施工を行う限り御座いません。
長期間安心してご使用いただく事が可能で御座います。

コンテナの補強が必要な際は、補強実績豊富な当社にまずはご連絡を下さい。
以上、三木でした。