引越しの荷造り
お引越に関わる作業の中で一番大変なのは「荷造り」ではなくて、じつは「荷解き」なんです。新居に行ってからの後片付けが最も大変なんですね。その新居での作業がスムーズに進むか否かは荷造りにかかっています。スムーズな運搬と「荷解き」のために「荷造り作業」を入念にしてください。気持ちの良い新生活スタートの決め手は入念な荷造りです。

荷造り作業の流れ

  1. 荷造りチェックリストを作成します。
  2. 普段使ってない物から順番に梱包します。
  3. 梱包した後中身がわかる様にマジック等で明記する。
  4. 後で取り出しやすく梱包する。
  5. ワレモノや貴重品は別に梱包する 。
  6. ダンボール箱の中に隙間がない様にする。
  7. 軽い物は大きな箱に。
  8. 重い物は小さな箱に入れる。
  9. 箱一つの重さが20キロ以上にならない様にする。
  10. 不用品は思い切って処分する。
  11. 腐敗・変質しやすい物は早めに処分する。
  12. 新居ですぐ使う物は別に明記する。
  13. リモコン類はまとめて梱包する。(エアコンのリモコンは取り外し工事の時に必要です)

品物別荷造りポイント

品物別荷造りポイント

食器などのワレモノ類の荷造り

ワレモノ類
小皿、茶碗等は一個づつ食器専用紙又は新聞紙で包みさらにダンボールの底にクッション材を敷いて、縦にして同じ形、同じ大きさでそろえて入れます。人形ケースは周囲を布ギレで固定し、ガラスの面の角にダンボールで角当てをしてから、ひもで十文字に固定します。


ビン類の荷造り

ビン類
ビンのふたをきっちり閉めて立てたままダンボールに詰めます。ガラスの厚みが薄い等の弱い物を内側にいれて隙間をなくし箱のふたを開けたままにします。又、ビンとビンの間にはダンボール等をちぎってはさみビン同士が直接触れないようにして下さい。


書物の荷造り

本類
小さ目のダンボールに1箱あたり20kgを超えない様に詰めます。箱に入れずにひもで縛ると大切な書物の表面が傷つきますので注意して下さい。


布団類の荷造り

布団類
布団や毛布は、積み上げたあと布団袋を逆さにかぶせると簡単に収納できます。中にワレモノは絶対に入れないようにして下さい。


電化製品

家電
購入したときの空箱があれば、その箱に入れて下さい。もし、ない場合は引越センターに相談しましょう。

  • 冷蔵庫や洗濯機の水は前夜迄にスイッチを切り、完全に抜いておきます。
  • 石油ストーブは、タンク内の灯油を抜き、あわせて電池も抜いておいて下さい。

家具類の荷造り

家具類
家具類の荷造りは、中身をすべて空にして、扉を養生テープで固定しておくとスムーズです。その際に注意すべき事は市販のガムテープ等で貼り付けるとはがす時に家具の塗装がはがれたり、テープの糊が残ったりする恐れがありますので注意して下さい。

  • ベッドやスチール家具等は事前に分解しておきます。(外したネジ類はビニール袋に入れてテープで固定しておきます)
  • ドレッサーや食器棚などガラスのある物はガラスの部分を取り外して別に包みましょう。

日用品の荷造り

日用品
家族分の食器や食品、タオル、トイレットペーパー、下着子供の着替え、パジャマなどの最後まで使用するものは新居で最初に使うものです。これらの日用品は当日に荷造りして他の荷物と区別できるマークをつけておきましょう。


貴重品類の荷造り

貴重品
現金や有価証券、各種通帳、貴金属類、印鑑、書類等は引越荷物には入れられません。引越準備の時からキッチリ区別しておいてひとまとめにして必ず自分で運んで下さい。


荷造りに必要な用具

荷造り道具
ダンボール・新聞紙・軍手・ガムテープ・養生テープ・ビニールひも・サインペン・ハサミ・カッターナイフ・掃除機・ホウキ・ちりとり・バケツ・雑巾・ビニール袋・工具類


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