今回は大和郡山市内の農家様。夏場の水不足対策と災害時の水確保を兼ねて井戸を掘りました。田植え前後には用水路に水が流れてきますが、それが終わると水が止まり、もし雨が少なければ近隣の方たちとの水の取り合い合戦になるのですが、自前で農業井戸を用意する事により災害時の水確保に加えて農業用水不足の解消とご近所さんとのイザコザを一気に解決するといういいことづくめな作戦です。

水稲 水不足解消の切札 | 大和郡山市で防災井戸兼農業井戸を施工
施工現場に到着。季節は6月後半、田植えが終わってすぐの季節でした。

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掘れるところまでは人力でひたすら掘り進みます。経験上、大きな石などの障害物は上層部にある事が多いので、抱きスコップを使用して可能な限り取り除いておきます。

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4.5メートルほど掘り進んだところで砂礫の層になり、一回目の帯水層に当たったようです。

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帯水層のすぐ下には水を通さない硬い粘土のような層(シルト層)になっている事が多く、この現場もそのようでした。本来ならばここで掘り止めとすべきところなのですが、今回は田んぼに入れる水を確保するためなので、何よりも水量が求められます。このへんの判断が難しいところなのですが、今回はシルトを破ってさらに掘り進めることにしました。もし掘り進めても下に帯水層が無ければその時は失敗となり、また別の場所を掘りなおすことになります。

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さらに掘り進み7メートルを過ぎたところから再び砂まじりの層になり、8メートルを過ぎて砂礫層になりました。9メートル近く掘り進んだところで二度目の硬い層に当たりましたので、ここで掘り止めとしました。一般家庭の井戸ならばポンプの問題がありますのでここまで掘るべきではないのでしょうが、農家の方なのでエンジンポンプを使用されるため大丈夫かと判断しました。

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ホースを入れて水を吸い上げてみます。最初なので砂まじりの泥水が上がってきました。

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30分経過後、水の透明度が増してきました。

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さらに1時間後。ポンプ能力から算出すると少なくとも4千リットルは揚水したでしょうか。かなり無色透明な水になりました。

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この日は気温33度。出てくる水は冷たいのでポンプの出口には結露がビッシリ。あまりの暑さに頭から水をかぶって顔も洗いましたが超~気持ちよかったです。スイカとか冷やしても美味しそう。あくまでも浅井戸なので飲用には向きませんが、エンジンポンプで吸い出せば水量豊富で稲作にも大活躍してくれることでしょう。

当社は実際に掘ってみて、水が出てはじめて料金を頂戴しております。万が一出なかった場合は一切の料金もかかりません。ぜひお気軽にお問合せ下さい。

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