便利屋ホウワでは、重量物の運搬もさせて頂いております。今回は、小さな変電施設に230kg~360kgの制御盤を運び入れて設置するお仕事と、別の川沿いに設置するというお仕事をさせて頂きました。何トンという重量物の運搬や設置の運び入れももちろんさせて頂いていますが、今回は、手運びで狭い箇所に重量物を搬入するというなかなか高度なお仕事でした。

変電施設への重量物運搬

変電所
ご覧の様な小さな変電施設へ、230kgと300kgの制御盤を搬入して設置します。制御盤は、元受様が段取りした運送業者さんが運んで来ました。2台は変電施設前に降ろしてもらい、1台は別の場所への設置なので、当社のユニック車へ積み替えしてもらいました。

車両から制御盤を降ろす

降ろし
230kgと300kgの制御盤を変電施設前に降ろします。変電所内の奥から設置する順番がありますので、搬入する順番に置いていきます。搬入する経路が大変狭いので、制御盤の向き等にも配慮しています。
別の制御盤
別の場所となる、川沿いに設置する制御盤を当社のユニック車へ積み替えもしました。こちらの変電施設が完了次第移動して設置する事となります。
制御盤2台
変電施設前に降ろした制御盤です。向かって左が230kg、右が300kgの制御盤となります。持ち手がないので、どうやって人力で運ぶのだろうと元受様も興味津々のご様子です。

搬入作業

搬入
変電施設への搬入口は、90cm程で80cmと83cmの幅の制御盤を搬入します。入ってすぐ右へ90度のところにある扉を通して搬入しますのでなかなか大変です。搬入には画像に写っている黒い機械が活躍します。この機械はポータブル電動バキュームリフターという物で、1つで170kgの保持力がありますので4つ使用して更に帯を使用しての搬入となります。
アングル
元受業者様サイドで、部屋の中に事前にアングルを設置して貰っていましたのでこの上に設置する事となります。
搬入2
いよいよ搬入開始です。ポータブル電動バキュームリフターを吸着させて帯を掛け、ジワジワ搬入していきます。搬入口は奥1人、手前1人しか通れませんので、気合を入れての作業となります。まずは搬入口から中扉の前まで入れる事ができました。
搬入3
次は部屋の中に搬入していきます。こちらの扉は、出入り口より狭くなっていましたので、事前に扉を外させて頂きました。こちらもゆっくり搬入していきます。何度もポータブル電動バキュームリフターを付け替えて、持ち手の位置を何度も変えながらの作業となりました。

設置作業

設置
用意されているアングルの上に設置していきます。アンカーのボルトに穴を合わせての設置となりますので、一旦仮に置いてから少しずつ穴に合わせて動かし微調整していきます。
設置2
アンカーボルトに合わせての設置が終われば、制御盤を開けて中から全部の穴が合っているか再度確認して変電施設の制御盤設置が完了となりました。
ゲートの制御
こちらの制御盤は、何をするための物なのか?私もあまり分かっていませんが、地震等の災害時に川の水をゲートで制御するために必要な物らしいです。ざっくりな説明ですみません(笑)

屋外への設置

屋外
先ほどの変電施設から車で3分ほどの別の場所です。こちらもアングルを準備下さっていますので、この上に設置していきます。
ユニック
民家の敷地をお借りして、ユニック車で仮降ろしをします。電線をかわしてフェンスを越えての設置なので、慎重に作業していきます。
フェンス内
ドシャ降りの雨の中、慎重にフェンス内に降ろしました。ここからアングルまで人力で水平に運んでいきます。
人力運搬
こちらでもポータブル電動バキュームリフターと帯を使用します。こちらの制御盤は本日最重量の360kgです。アングルの頭上に屋根があり、あまり持ち上げると当ってしまいますので輪木(りん木)を使って少しずつ水平に移動させました。
仮置き
こちらも一旦アングルに乗せて仮置きしました。四隅の穴が見えると思いますが、こちらに合わせて微調整していきます。
完了
四隅の穴に合わせて設置が無事完了となりました。ドシャ降りの雨の中での作業でしたが、特に問題もなく予定通り無事完了となり良かったと思います。現場責任者の方に『さすがプロの作業やなー』といって頂きうれしく思います。

重量物の運搬は『便利屋ホウワ』へお任せ下さい!