思い入れのある灯篭を移設－大和郡山市内の解体現場から搬出再生－

今回の灯篭は、ご実家の縁の下にバラバラの状態でおいてありました。これをお客様のお家に運んで組み立てて欲しいとのご依頼でした。

今回の灯篭は、バラバラの状態でパーツが5つ。これを運んで組立させて頂く内容でした。トラックに積みこんで割れないようにパットいう資材とダンボールで梱包・養生します。

石なので大きな笠と呼ばれる部分はまあまあ重く２人で運び出します。足元に色々な物が散乱していますが躓かないように注意して搬出しております。

搬出してる横では、当社のハウジング部門の解体工事が行われています。今回の灯篭のお仕事は、ハウジング部門経由で頂きました。

搬入する前に設置させて頂く場所を確認します。最初ご指示頂いた場所は、灯篭の笠が植木に接触する感じなので、お客様に確認すると変更となりました。

組立する順番に灯篭を運び入れます。まずは足の部分を運んで設置する位置を決めます。

足の設置ができたので、次は受け（うけ）と呼ばれる部分を設置します。

受け（うけ）の次は火袋（ひぶくろ）という部分を運んで設置します。

火袋（ひぶくろ）の次は笠（かさ）と呼ばれる部分を運んで設置します。この部分が一番重かったですね。

笠（かさ）の次は玉（たま）もしくは宝珠（ほうじゅ）と呼ばれる部分を設置します。これで5つのパーツの組立完了です。

お客様のご要望される場所に設置させて頂き、今回の作業も無事完了です。奥様の思い出の灯篭を丁寧にお運びさせて頂きました。