DIY井戸掘りセットをご購入されたお客様から最も多くいただくご質問。水脈の判別についてです。井戸管を打ち込んでゆく中で帯水層、いわゆる水脈に到達したか否かを判断する簡単で確実な方法ですが、基本的に1メートル打ち込む毎に水道ホースなどを突っ込んで井戸管の中を洗って下さい。そして吹き出る土の種類を注視して下さい。地下水が滞在するのは例外なく砂の層となりますので、土や泥ではなく砂が噴き上がってきたら可能性が高まります。そして噴き出る水が無色透明になるまでよく洗ったあと、管の上の水に注目します。
水脈を発見する方法

矢太郎Proを打ち込むと管の中に土や砂や小石が入ってきます。まずは中に入ってきたものを水道水などでガシガシと完全に洗い出してください。管の中が完全に何も無い状態になるまで徹底的にお願いします。しっかり洗いきれていないと正確な判断ができません。
しっかり洗いきれたら管の上まで水を満たしてください


管の上に水が溜まったままで、下に引き込まなければ水脈ではありません。


水が下に引き込めば水脈ヒットの可能性


手押しポンプかエアーコンプレッサーで実際に水を出してみます。ガチャポン(手押しポンプ)を接続して実際に水をくみ上げてみます。また、エアーコンプレッサーでも確認できます。エアーホースをパイプの中の底近くまで挿入してエアーを出してみます。ガボガボと継続して水が吹き出てくるなら水脈ヒット確定です。どちらの方法でも濁った地下水とともに大量の砂などが出てきますが、出し続けることにより徐々に砂は少なくなり水の色もクリーンになってゆきます。