再生二期作をされている農家さん
すぐ隣りにある倉庫では稲刈りしたての新米の乾燥中でした。猛暑の続く最中にかなり早めの稲刈りをされているのは再生二期作に挑まれている農家さん。今回はそんな農家さんからのご依頼で農機具倉庫のすぐ隣に農機具を洗浄するための井戸をつくりました。
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矢太郎Proを使って使い勝手の良い浅めの井戸づくり






年間150本以上の井戸を掘る私が思う良い井戸の条件は「浅い井戸」です。あくまでも打込みによる浅井戸に限ったことですが、まずは水質。必要とする水量が得られる範囲のなかで一番上の可能な限り浅い水脈の水を取る方が混じり気のないクリアな水であることが多いもので、これはおそらく多くの方のイメージと正反対だと思います。私も昔は深いほうが良いものと考えていましたが現実はまったくの逆で深くなるほど鉄やマンガンなど、いわゆるカナケ水に当たる確率が高く、浅いほどその可能性は低くなります。次に使い勝手においても浅い井戸はたいへん良好で、ポンプの負荷も少なく揚水の効率が断然良いものです。