居住年数60年のお家、外周りのお片付けー奈良市ー

プランターやバケツ、ホース等の農作業道具が散乱しています。農作業はやり始めると楽しいですが、道具をそのまま置いていると劣化してボロボロになり、放置されたままになる事が多いですね。

お客様はこちらのお家に約６０年お住まいなのですが、別の場所にも家を持っておられた事があり、そのお荷物を当社でお運びさせて頂いた経緯があります。

２Ｆベランダの下にテラスを増設されて、お荷物を置いておられました。こちらも今回お片付けの対象となります。

畑側の逆側にも色々と不用品がありました。奥様のお父様が、日曜大工が大好きだったそうで、色々な物が朽ちた状態で置いてありました。

こちらの物置も回収させて頂く対象です。中身と物置本体の撤去となり、今回は経路の都合で分解して搬出する事になりました。

作業前にお客様と一緒に、残す物と回収する物の確認をします。残す物には全スタッフが分かる様に印を貼付して間違いの無い様にします。

今回は外周りの物ですので、ほぼ細かい不用品となります。ですので、分別作業も細かくなりそれなりの時間を要しました。

お庭の分別をしていたのですが、途中でアクシデント発生です。朽ちたレターケースの中にアシナガバチの巣があり、作業スタッフが持った際に一斉に飛び出してきました。実はこれ、外周りの作業ではあるあるな事で、裏返った植木鉢や、たらいの中に巣がある事が多く、実際当社の作業スタッフも何名か刺されています。気をつけて作業しますが、今回はまさかのレターケースの引き出しの中でした。

今回の作業は、まず畑側を完全に終わらせて、その後逆側と物置をする事にしました。このような行程は、当日現場を確認して班長が即座に決定します。

トラックは２ｔトラック２台で、木製の不用品とそれ以外の不用品を積み分けます。

今回は、搬出経路が狭いので物置は分解となります。経路が広い現場では、４人で担いで搬出するので早いのですが、分解は一人でするので、少し時間が掛るため、この間他のスタッフは別の物を分別・搬出していきます。

段々分解されると、押さえたり受けたりする人手が必要ですので、スタッフ１名が手伝いにきます。全員がその時々で何をするか、班長が指揮を執りながら遊ぶスタッフが無いように作業を進行します。

バラした物置を搬出します。経路の幅に合わせて、通れる程度に分解すれば良いので全部を分解する必要はありません。

古い物置は、ビスやナットが錆びて回らない場合があります。お引越の場合は、復元の必要がありますが今回は処分ですので、この様な場合は引きちぎって処理します。

お庭周りです。お客様のご要望通り、あちこちに散らばっていた不用品を回収しました。畑の農作業もやり易くなったとお喜び頂きました。

逆側もお客様のご要望通り、レンジ台のみ残して全て回収させて頂きました。

物置も全て分解して回収しました。お客様のご要望通り、ブロックは残置しておきました。また、大きな穴があり、中に中規模の蟻の巣がありましたので、駆除用のスプレーをして、穴を土で埋めさせて頂きました。

最後に清掃をして綺麗にさせて頂きました。これにて作業完了です。お客様に大変お喜び頂けて良かったです。