いつもお世話になっているリピーターのお客様から、駐車場の車輪止めを1m後に移設して欲しいとのご依頼を頂きました。今回のお客様は、複数のハイツと駐車場のオーナー様で以前にも木の伐採や高圧洗浄等をさせて頂きました。今回は駐車場の車輪止めを車7台分移設させて頂き、後日ライン引きをさせて頂く予定です。
駐車場の車輪止め移設

今回の車輪止め移設は、駐車場を広く使えるように言う事で4台分を1m後に移設し、2台分を4台の並びに移設、ガレージの中の車輪止めを固定するという内容でした。
施工前の状態

4台分は1m後ろにずらして欲しいとの事でした。利用者の方に、駐車場を広く使って欲しいというオーナー様のご意向です。

こちらの2台は、上記の4台の並びに移設して欲しいとの事でした。こちらのスペースは、後々別の事で使用する予定との事でした。あとはシャッターガレージの中の車輪止めが、置いてあるだけの状態なので固定して欲しいとの事でした。
既設車輪止めの取外

既存の車輪止めを取り外します。ピンとボンドで止めてあるので、バールを使って梃子の要領で外していきます。

既存の車輪止めを外したところです。白いのがボンドの跡です。ピンは少し曲がって錆びていました。
ボンド剥がし

今回は車輪止めを流用しますので、ボンド跡を綺麗に除去します。凸凹しているので、インパクトとワイヤーブラシで綺麗に除去しています。

ワイヤーブラシで落ちないボンドは、バールで削って落としていきます。これをきちんとしていないと、再設置の際に凸凹になってしまいますので綺麗に除去します。
移設箇所のライン引き

1m後ろに移設しますので、メジャーできちんと測ってスプレーで印をつけていきます。

スプレーでマーキングして、既存の車輪止めを合わせて、ピンの位置で穴あける箇所を特定します。
移設箇所の穴あけ

ピンの位置を合わせてドリルで穴を開けます。特に固いところもなくスムーズに穴が開きました。
ボンド

穴が開いたので、ボンドを塗って取り付ける準備をします。かなり強力なボンドを使用しており、車が乗り上げても車輪止めが取れる事がない様に設置します。
設置

ボンドを塗った車輪止めを設置します。ピンを刺して固定していきます。

一旦設置して歪み等が無いか確認します。今回は既設の車輪止めを流用していますので、ピンが曲がっていたりで真っ直ぐにするのが大変でした。
ガレージ内車輪止めの固定

シャッターガレージ内の車輪止めを、ボンドで固定する位置を決めています。大型の乗用車も駐車出来る様にとの事でした。

今回ガレージ内の車輪止めは、ピンを使わずボンドの固定のみとしました。理由は、今後倉庫として貸し出す可能性もあるので、比較的簡単に取り外せるようにするためです。ただ、簡単に取れてしまっては車輪止めの意味がありませんので、ある程度のそこそこの強度は保っている状態です。
作業完了

作業が完了しました。既設の車輪止め跡が残っているのが4台の箇所。左の既設の跡が無いのが2台の箇所を移設した分です。6台の駐車スペースが並ぶようになりました。

シャッターガレージ内もボンドのみの施工ですが完了しました。大きな乗用車も余裕で駐車できる様になっています。来月以降で今回施工した駐車場のライン引きをさせて頂く予定です。
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