前回撤去させて頂いた防火水槽。お清めの関係で、お客様ご自身で埋め戻しをされるとの事でした。撤去翌日にお清め後、早速スコップ1本で埋め戻しをされたのですが・・・お昼になる前に心が折れたそうで、重機で埋め戻して欲しいとの再依頼が。私的には、人力での埋め戻しは大変なので多分無理かと・・・と前以てお伝えはしておりましたが、ご自身で実際してみて私がお伝えしていた事をご理解頂けたとの事でした。今回は重機での埋め戻しの様子をお伝え致します。
今回の重機での埋め戻しは、敷地内の土や石のみで埋め戻して欲しいとのご要望がありました。これもお清めの関係らしく、外部から土や石を持ち込んでの作業はダメとの事。ですので、敷地内の土をすくって掻き集めて埋めていく作業となりました。ただ、表層から20cmほど掬うと粘土層になるので、極力表層の土部分だけを使って埋め戻しをする必要がありました。
重機搬入

2tトラックでダンプを持って来ました。トラックから重機を降ろしますが、いつ見ても上手いこと降ろすなーと感心します。

アームを支点にしておろしていくのですが、バケツ部分で道に傷が付かないように板を敷いています。

キャタピラが地面に付いたらアームを180度回転させます。

今度は、トラックの荷台をアームの支点にして残り部分を降ろしています。

無事トラックから重機が降りました。ここから敷地を横切って埋め戻し場所まで自走します。
埋め戻し作業
お客様作業後の現状

お客様が人力で埋め戻しされたのは、画像では分かり難いかと思いますが三分の一弱程度でした。
周りの土集め

埋め戻すのに、周りの土を掻き集める必要がありました。周りを穴だらけにする訳にはいきませんので、広い範囲から少しずつ表装部分の土を集めます。

周りから土を集めて、一旦溜めては埋めるという作業を繰り返していきます。手前から埋めていき、重機の足場を作りながらの作業となります。
埋め戻し

手前から埋めては踏んで・・・と作業しますが、踏むと当然沈むわけで・・・また土を入れて踏んでを繰り返し行います。

重機の排土板でも土を押して集めます。重機が沈んでいるのが分かりますでしょうか。埋めても埋めても沈んでいくので沢山の土を入れる必要があります。
埋め戻し完了
埋め戻し

沢山の土を掻いて集め、穴にどんどん入れて踏み均し、約2時間半の作業で完了となりました。
均し作業

埋め戻しが終わってから、重機を使って槌を均していきます。粘土も混じっているので重機のバケツで均した所がテカっていますね。

重機で均した後、人力でスコップとトンボで均して行きます。見た目を綺麗に仕上げることも大事ですからね。

元通りに傾斜を付けた状態で仕上げました。
完了後の清掃

重機を回収した後は清掃です。道を汚していますので、お邪魔する前よりも綺麗にして帰ります。

今回も公民館の水道をお借りしました。地元の皆様、ありがとうございます。最後に全ての確認をして、今回も無事完了となりました。
各種撤去・復元工事は『便利屋ホウワ』『ホウワハウジング』にお任せ下さい!