ソーラー発電式の井戸ポンプ | 24時間かけ流しの地下水でお米を育てる
当社新製品の紹介です。田んぼに井戸を掘ったものの電気の無い所なので如何にして井戸水を稲作に活用するか?さまざまな方法を模索した結果、お日様のチカラをお借りすることにしました。農地といえばエンジンポンプか発電機を利用したモーターポンプを使用することが一般的でしたが、高いガソリン代が必要なうえに燃料補給などで人間がついて監視する必要がありました。しかしソーラーポンプなら無人でOK、なんなら水のことを気にせず旅行にだって行けます。

実際のところ稲作に必要な水の量は?
一般的な大きさの田んぼ一枚(一反=10アール)あたり田植えから稲刈りまでに使う水の量はおおよそ二百万リットルと途方もない水量を必要とします。また稲は一日にどれだけの水を吸収するのか?真夏の暑い日なら稲一株あたり300ccの水を吸収します。これを田んぼ一枚に換算すると6,500リットルとなります。稲が吸う水だけでも毎日6,500リットルで、さらに地下にしみ込む水や暑さで蒸発する水も考慮するとほぼ一万リットルの水が毎日毎日必要となる訳です。

さて、ではポンプの能力をみてみましょう。エンジンポンプの場合、1インチなら一分間に約100リットル、2インチなら約500リットルの水を汲み上げます。それに比べてソーラー式の井戸ポンプは15リットルです。公共水道とほぼ変わらないこんな少ない量で大丈夫なのか?計算してみると事足りることがわかります。一分間に15リットルなので一時間で900リットル。24時間で21,600リットルとなり一日に必要な一万リットルを大きく上回ります。まさに「ウサギと亀」ですが亀でもかけ流し作戦ならば十分に戦えると言ったところです。

あらゆる農業で最も水を必要とするであろう稲作においても十分に使えるこちらの「ソーラー式井戸ポンプ」。ご興味のある方はぜひお問合せ下さい。

ソーラー井戸ポンプの動画